Searching...
2013/07/10

天然色素の作り方とレインボーカップケーキ


アイシングクッキー教室をしていると様々な質問を受けます。
アイシングの由来や保存方法、そしてフードカラーの使用期限や保存方法などなどフードカラーに関する質問も多いです。

フードカラー(食用色素)は市販のお菓子やアイスクリーム他様々な食品に入っているので
市販のチョコ菓子も大好きな私は(アポロチョコを時々食べたくなる!)あまり気にしませんが、
せっかくの手作りアイシングクッキー。
ご自宅で作るなら天然素材にこだわりたいお母さんの気持ちもよぉぉく分かります!

天然由来の食用色素は、日本ではこちらで粉末タイプが簡単に手に入るようです。
http://www.cuoca.com/products/list.php?category_id=75
その他紅芋パウダーなどで色をつけることも可能ですが、
アイシングクリームに色素以外の粉もので色をつけると、出来上がり時に表面がちょっとブツブツとなったり(デコボコ?)あまり綺麗に仕上がりません。

綺麗なアイシングの見分け方は、艶がありちょっとキラキラ光るようなアイシングが上手に出来た証拠です:)
アイシングクッキーなどにのせるアイシングクリームへの色づけには、ジェルタイプや液体の方が向いているでしょう。

Red House Cookiesではプロが使用するフードカラーから天然色素のフードカラーまで数多く揃えているので、教室へご参加の皆さんで、天然色素を使ってみたい方は是非声をかけてくださいね:)

さて、先ほどご紹介した市販の天然色素はやはり加工品ですので、精製方法など分からない部分もあります。
でも天然色素は簡単にお家でも作れてしまいます:)

お菓子やお料理がとぉっても上手な『pomm et porc』さんとのコラボ(勝手に二人でコラボと言って楽しんでいる。。)で天然色素のレインボーカップケーキを作っりました:)

覚え書きで作り方も記入しておきますので、是非皆さんご家庭で挑戦してみませんか~??

それにしても、お料理やお菓子作りが得意な『pomm et porc』さんのキッチンはさすがお料理好きとあって、すごく充実したキッチンなんです!
お料理上手な奥さん、お母さんって旦那様やお子さんが絶対に幸せだ。。。お菓子やパンのお店開けるよぉーってくらいケーキやお菓子やお料理が上手なんです。。
なんていったって、彼女のキッチンにはパンの醗酵器があるくらい!!!!すごすぎ!
そして海外で揃えたというアンティークのパイレックスなどの食器がたぁぁくさんありましたぁ:)
あー、おしゃれな食器類。素敵。。。
そういうのをガンガン惜しげもなく使うのが格好いいよねー。
そしてキッチンにはローリエの木が!!えー、自宅でローリエって育てられるの??必要な時に「ちょいと木から拝借」って。。。すごーい!!

そしてそしておしゃれなランチだけじゃなくて、とっくに過ぎた私のお誕生日ケーキまで頂いちゃいました。手作りスーパー美味しいケーキ(涙)ケーキ屋さんより美味しいよ!!
あー美味しいランチに美味しいケーキ。。





特に小さな瓶の中のオリーブとたまねぎ。。入れ物も可愛いしおいしぃー!
そしてラー油とかピクルスとか全部美味しい。。。
しあわせ♪
コラボで作りたい物が沢山ありすぎて、先の先まで予定を立てている私達。。。
一人で作るより誰かと作るとお菓子作りってたのしいんだよね!!

可愛い可愛い小さなお手伝いさんには、塗り絵のアイシングクッキーを用意しました♪
夏休み企画で親子教室に考えていましたが、なかなか教室を実現する都合がつかず、ちょっと先延ばしになりそうですが、また皆さんのご参加をお待ちしております!


それではまず天然色素作りからご紹介!!

■赤色の作り方
冬の時期でしたらビーツをフードプロセッサーで少量の水を加えて細かくし
それを小さなソースパンなどで煮詰め、ガーゼでこします。
その他今回はレッド系のベリー類も同様に煮詰めてガーゼでこしました。
味はまちがいなくこちらのが良いですが、でも色合いはやはりビーツのが濃いです。
日本でしたら赤紫蘇でもできそう。(赤紫蘇の場合は煮出さないこと)
また、下記の紫キャベツで作った食用色素にビネガーを入れると綺麗な赤色に変化しますよ!



■紫色の作り方
紫キャベツをフードプロセッサーで少量の水と一緒に細かくし、
小さなソースパンなどで煮詰めてガーゼでこします。
とっても綺麗な紫色がとれます!
紫色のベリー系でも出来ますが、上記同様色は紫キャベツのが綺麗にでます。
紫色は熱が入ると緑色に変化!なので焼き菓子の場合は注意が必要。



■緑色の作り方
ほうれん草などの緑の葉物を上記同様細かくして煮詰めます。
色が薄いので抹茶粉を今回は加えました。
抹茶粉のみや、青汁などでもいけそうな気がする。。


■黄色の作り方
オレンジジュースでは黄色にするのは難しいです。
今回は味を重視してオレンジジュースに有機ウコン粉を少量まぜました。
ウコンは味がしっかりついてしまうので、人参を上記同様につめてもOKです。
でもウコンのがしっかり色が出るでしょう。

以上が基本の色で写真の色素が作れます。

右上から下向きに、時計回りでラズベリーで作った赤、ホウレンソウでとった緑、ホウレンソウでとった緑に抹茶パウダーをまぜたもの、紫キャベツからとった紫、玉ねぎの皮からとった黄色(今回は使用していません)、紫蘇でとった赤(今回は同じく使用してません)、ビーツからとった赤、オレンジジュースのオーガニックウコンの黄色。


■オレンジ色の作り方
上記で作った黄色の食用色素に、ビーツで作った赤の食用色素を混ぜてオレンジを作ります。

■青色の作り方
紫キャベツで作った食用色素に重曹(食用)を少量入れるとあら不思議、綺麗な青色が出来ます。
青色は熱を通すと紫色に変化します。アイシング等熱を加えない場合はこのままどうぞ。


 そんなこんなで簡単に出来た食用色素をケーキの種に入れてカラフルなまぜもんを作ります。

 
これ、ぜーんぶ天然色素!綺麗だわん!!

各色をスプーンいっぱいづつカップケーキ型に入れて層にします。



焼く前から、「かーわーいーいーーーーー」を連呼。
pomme et porc』さんとの作業は毎度少女の二人に戻ります。ぐふふ。

焼いたらランダムに膨らんで崩れて、これまた「めっちゃかわいいぃぃぃ」を連呼。



pomme et porc』さんが、おいしいメープルクリームチーズクリームを作って果物を飾ってくれました!さくらんぼが可愛い!


グラシンケースを脱がせちゃって。。。


割っても可愛い!!


あー、可愛い。

お菓子を作って可愛いーと喜ぶ私達自身が乙女で可愛いわん!と思った一日でした♪